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ドル113円半ば、伊国民投票受けた欧州勢の出方待ち

2016年12月5日

[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の113円半ばだった。午前にイタリア国民投票の結果を消化すると、午後は欧州勢の参入を控えて様子見姿勢が強まった。

午後のドルは方向性が出なかった。日経平均株価が下げ幅を拡大した場面で113.34円まで下げたが、その後は持ち直し、113.50円台で小動きとなった。

欧州時間が近づく中で様子見ムードが出ており、市場では「ユーロが1.05ドル台を守れるかどうかと、イタリアの銀行株がどうなるのかが注目される」(信託銀行)との声が出ていた。

ユーロ/ドルは今週内に期日を迎えるオプションが多いとされ、1.05ドル手前にはオプションバリアもあるという。今朝のユーロ下落は同バリアに防御され、1.05ドル割れを回避した、との指摘も聞かれた。

<午前のユーロは1.05ドルに接近>

早朝のドルは113.40円付近で推移していたが、イタリア国民投票関連の報道を受けたユーロ/円での急落に連れ安となり、一時112.87円まで下落した。

ただ、112円台の滞在時間は短く、五・十日の実需のフローなどに支援され、仲値公示通過後に113.85円まで反発した。イタリア国民投票の否決と首相辞任は織り込まれており、「ドル/円の戻りも早く、大きく売り込まれる材料とはならなかった」(国内金融機関)という。

ユーロは早朝1.06ドル前半から半ばを推移。その後に、イタリア国民投票関連の報道を受け、一時1.0505ドルまで下落したが、正午までに買い戻された。

イタリアのレンツィ首相は、4日実施された国民投票で、自身が提唱した憲法改正案が否決される見通しとなったことを受け、辞意を表明した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.44/46 1.0564/68 119.85/89

午前9時現在 113.52/54 1.0566/70 119.95/99

NY午後5時 113.54/62 1.0670/75 121.06/10

(為替マーケットチーム)

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