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米11月ISM非製造業総合指数、1年ぶり高水準 景気底堅さ鮮明

2016年12月6日

[ワシントン 5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業部門総合指数(NMI)は57.2と、前月の54.8から上昇、2015年10月以来の高水準となった。予想の55.4も上回った。生産が大きく伸び、雇用を押し上げた。

米経済の底堅さをあらためて示す内容となり、米連邦準備理事会(FRB)による来週の利上げに道を開いた。

BMOキャピタルのシニアエコノミスト、ロバート・カビッチ氏は「米経済は労働市場の引き締まりに支えられ、年末にかけて堅調なもようだ。FRBは来週、利上げを決めるだろう」と述べた。

景気指数は前月の57.7から61.7に上昇し、昨年10月以来の高い水準となった。

雇用指数は53.1から58.2に上昇し、昨年10月以来の高水準を記録した。生産は4%ポイント上昇した。

一方、新規受注指数は57.7から57.0に小幅低下したが、引き続き景況拡大と悪化の節目となる50を大きく上回っている。輸出受注も堅調に伸びた。

マークイットが発表した11月の米サービス購買担当者景気指数(PMI)改定値でも、内訳の新規事業指数が55.4と、改定値としては2015年11月以来の高水準となったほか、新規受注が2015年8月以来の水準に上昇。サービスセクターの好調さを示唆した。

11月のISM製造業、非製造業指数の両方を加味した国内総生産(GDP)加重の総合指数は前月の54.5から56.7に上昇し、昨年10月以来の水準を記録した。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフ米経済エコノミスト、ジム・オサリバン氏は「これは通常、実質GDPの伸び率が年率3.5%程度と整合する水準」とし、「過去1年の成長率はISMデータが示唆するより幾分弱いが、良い上向きの勢いを反映している」と指摘した。

* 11月の米ISM非製造業総合指数(NMI)は57.2(予想:55.4)、前月は54.8 * 11月の米ISM非製造業価格指数は56.3、前月は56.6 * 11月の米ISM非製造業新規受注指数は57.0、前月は57.7 * 11月の米ISM非製造業雇用指数は58.2、前月は53.1 * 11月の米ISM非製造業景気指数は61.7(予想:58.0)、前月は57.7
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