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米株市場でダウ最高値更新、強い指標や金融株上昇が支え

2016年12月6日

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、ダウ工業株30種が過去最高値を更新して引けた。米経済の強さを示す指標の発表や金融株の上昇が追い風になった。

アラン・B・ランス・アンド・アソシエーツのアラン・ランス社長は、大統領選前まで米国株に弱気もしくは慎重だった多くの市場参加者が年末に向けてあわてて買いに動いていると指摘。イタリアのレンツィ首相が辞意を表明したにもかかわらず欧州株が崩れなかったことも、米国の投資家を勇気づけたとの見方を示した。

米供給管理協会(ISM)が5日発表した11月の非製造業総合指数は1年ぶりの高水準となった。これを受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週利上げするとの観測がさらに強まり、金融株<.SPSY>が1.2%高とS&Pの主要セクターで最も大きく上がった。

チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は、今回の利上げは主に金融株に好影響を与えるという点で株式市場ではプラス材料と受け止められていると説明した。

ゴールドマン・サックス<GS.N>は2.3%高。HSBCが投資判断を開始して「買い」としたことが影響した。シアトルに生鮮品を扱う実店舗を開設したと明らかにしたアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は2.6%上がった。

医療保険のエトナ<AET.N>とヒューマナ<HUM.N>はそれぞれ3%と2.2%下落。司法省がエトナのヒューマナ買収は反トラスト法(独占禁止法)違反と申し立てた訴訟の審理が始まった。

米取引所の合計出来高は約71億株で、過去20営業日平均の79億株を下回った。騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が2.59対1、ナスダックが3.14対1で、いずれも上げが優勢だった。

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