ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

10月米製造業受注、1年半ぶりの高い伸び

2016年12月7日

[ワシントン 6日 ロイター] - 米商務省が6日発表した10月の製造業の新規受注は、前月比2.7%増と昨年6月以来1年半ぶりの高い伸びとなった。4カ月連続の増加で市場予想の2.6%増も上回った。

受注残は5カ月ぶりに増加し、0.7%増と2014年7月以来の高い伸びとなった。製造業が長い低迷を経て徐々に回復しつつあることを示すさらなる兆しだ。

9月の新規受注は0.3%増から0.6%増に改定された。

10月の製造業受注は輸送機器が12%増え、1年ぶりの高い伸びとなった。ただ、自動車・同部品は0.7%減少した。電算機・電子製品、資本財、電機・家電・同部品の受注は増えた。一般機械は横ばいだった。

民間設備投資の先行指標となるコア資本財(資本財から国防関連と航空機を除く)の受注は0.2%増。先月発表の速報値は0.4%増だった。

国内総生産(GDP)算出に使用されるコア資本財の出荷は0.1%減った。先月発表の速報値は0.2%増だった。機器に対する企業支出が第4・四半期も低迷することを示唆した。

全体の出荷額は0.4%増加した。9月は0.9%増だった。在庫は横ばいだった。出荷に対する在庫の割合は1.34と横ばいだった。

米経済の約12%を占める製造業の状況が上向きつつあることは、先週発表された製造業の景況指数でも示されている。安定化の兆しはみえるものの、11月8日の米大統領選でトランプ氏が勝利し、再びドル高傾向が強まっていることで、製造業の回復は限定的と見込まれる。

2014年6月から今年1月にかけて、ドルが米国の主要貿易相手国の通貨に対して値上がりしたことで、製造業の活動は鈍化。今年に入ってドル高は落ち着いたことで、製造活動の妨げとなっている要因は一部和らいだ。ただ大統領選以降、ドルは貿易加重平均ベースで4.1%の上昇となっており、ドル高が再燃している。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧