ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

米株市場は続伸、ダウ最高値更新 金融株や通信株が買われる

2016年12月7日

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、ダウ工業株30種平均は前日に続き過去最高値を更新した。金融株の上昇が続いたほか、通信株が買われ、全体水準を押し上げた。S&Pの金融株<.SPSY>は1%近く上昇。

トランプ次期米大統領が表明している企業減税や規制緩和、景気刺激策などが金融部門には追い風になるとの期待から、金融株は11月8日の米大統領選以降、15%超上昇している。

銀行大手ウェルズ・ファーゴ<WFC.N>は2.2%高。同社首脳が、金利の急上昇は短期的には利益に打撃となるが、長い目でみればプラスになるとの見方を示したことが材料視された。バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>やシティグループ<C.N>、ゴールドマン・サックス<GS.N>も上昇した。

ホライズン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は、大統領選でのトランプ氏の勝利が特定の産業セグメントに追い風になっていることに加え、最近の経済指標や企業決算の好調さも株価上昇の背景だと指摘。「(米経済が)利益の減少局面から抜け出し、株価上昇を可能にする成長の時期へと入ろうとしていることが、今の強気相場の大きな要因になっているようだ」と述べた。

通信大手AT&T<T.N>は、1.9%上昇。インターネット経由でテレビ番組をライブ配信する新サービス「ディレクTVナウ」が、想定を上回る好調なスタートを切ったと発表したことが好材料だった。

ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>は、エクイニクス<EQIX.O>にデータセンター29カ所を36億ドルで売却することが好感され、1.2%上げた。

トランプ氏はこの日、ソフトバンクグループ<9984.T>の孫正義社長とニューヨークで会談し、同社が米国の企業に500億ドルを投資することを明らかにした。これを受け、ソフトバンクが2014年に買収を断念したTモバイルUS<TMUS.O>が1.8%高となったほか、ソフトバンクグループ傘下のスプリント<S.N>は1.5%値上がりした。

一方、スポーツ用品大手ナイキ<NKE.N>は2.5%安。コーウェン・アンド・カンパニーが投資判断を「マーケット・パフォーム」に下方修正したことが嫌気された。

騰落銘柄比率は、ニューヨーク証券取引所が2.45対1、ナスダックが1.97対1で、いずれも上げが下げを上回った。

米取引所の合計出来高は約71億株で、過去20営業日の平均である79億株を下回った。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧