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ドルは114円前半で方向感欠く、ECBを前に様子見ムード

2016年12月7日

[東京 7日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ若干ドル高/円安の114.07/09円だった。序盤は株価の高値もみ合いや米長期金利の堅調な推移でドル/円も底堅さが意識された。ただ、正午にかけては欧州中央銀行(ECB)理事会を明日に控えて様子見ムードが強まり、方向感を欠く動きとなった。

朝方に113円後半を推移していたドル/円は、日経平均株価がプラス圏で寄り付いた後も100円超高を軸に高値圏でもみ合うのを眺め114円前半へとじりじり上昇した。米長期金利が2.39%後半へと堅調に推移したことも支えになったもよう。

仲値公示にかけて、実需の取引は膨らまなかったようだ。ただ、オーストラリアの第3四半期実質GDPが前年比1.8%増となり、市場予想の2.5%を下回ったと発表されたことを受け豪ドル/米ドルが下落し、ドル/円の支援に作用、一時114.31円に上昇した。

市場では「株価がよほど大きく動かない限りドル/円は動意づきにくい」(国内金融機関)との見方が出ていた。正午にかけてはECBを前にした様子見ムードが強まった。米長期金利が2.39%半ばに低下したほか、株価も上げ幅を削り、ドルは114.10円付近にじりじりと押し戻され、上値が重くなった。

前日海外時間には、トランプ次期米大統領が、ソフトバンクグループ<9984.T>の孫正義社長と会談し、孫社長が米国の企業に500億ドルを投資して5万人の新規雇用を創出することで合意したと明らかにしたことが伝わった。

ドル/円の反応は限られており、外為市場では「相場にじわじわ効いてきそうだが、今すぐという話ではないだろう。具体的な内容やプロセスが明らかにならないと反応できない」(別の国内金融機関)との声が出ていた。きょうの海外時間に向けては「海外投機筋がこれを口実にドル買い/円売りを仕掛けてくるかもしれない」(先の国内金融機関)との警戒感も聞かれた。

*写真を付けて再送します。

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