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トランプ氏、EPA長官にオクラホマ州司法長官指名へ=関係筋

2016年12月8日

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ次期米大統領は米環境保護局(EPA)長官にオクラホマ州のスコット・プリュット司法長官(48)を指名する方針だ。政権移行チーム関係者が明らかにした。

プリュット氏は2010年11月に石油・ガスの主要生産地域である同州の司法長官に選ばれた。連邦政府の規制を制限し、州政府の規制監督権限を取り戻すことを目指すなどEPAには批判的な立場だ。

同氏のEPA長官への起用は、EPAの規模を縮小し、資源掘削・炭鉱採掘を許可するというトランプ氏の方針に沿った動きであり、オバマ大統領の環境政策の大部分が巻き戻される可能性あることを示す。

プリュット氏は気候変動に懐疑的で、オバマ政権が気候変動対策の柱に据える二酸化炭素(CO2)排出規制「クリーン・パワー・プラン」にも反対している。

クリーン・パワー・プランは、昨年12月の第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で採択された「パリ協定」で米国が公約した温室効果ガス削減目標の達成に欠かせない規制だ。

プリュット氏の指名をめぐり、環境保護団体やオバマ政権の元当局者らは怒りをあらわにした。

米大統領選で民主党のクリントン候補を支持した「自然保護のための有権者行動連盟」のジーン・カルピンスキ会長は「プリュット氏がEPAを運営するのはキツネが鶏小屋を監視するようなものだ」と批判した。

オバマ政権でエネルギー・気候変動担当次席補佐官を務めたヘザー・ジチャル氏も、クリーン・パワー・プランに反対するプリュット氏の指名は憂慮すべきだと指摘した。

一方、石油業界や共和党内からは歓迎する声が聞かれた。

*内容を追加します。

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