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ドル113円半ば、ECBは資産買入れ延長へ

2016年12月8日

[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の113円半ば。ドルの上値は米長期金利の低下で抑えられたが、下値は堅調な株価でサポートされた。市場の関心は欧州中央銀行(ECB)理事会及び理事会後のドラギ総裁の会見に向かっている。

ドルは前日海外市場で下落した流れを引き継いで、東京市場でも軟調な足取りとなり一時113.12円まで下落した。しかし、113円前半では日経平均が堅調だったこともあり、押し目を拾う動きが見られ113円半ばまで反発した。

ユーロは朝方の安値1.0750ドルから一時1.0785ドルまで上昇したものの、足元では明確な方向感は出ていない。

きょうのECB理事会は、基調的な物価上昇の弱さがなお鮮明だとして、資産買い入れプログラムの期限延長を発表する見通し。

延長期間は来年3月から半年になる可能性がある。

複数のECB関係者はロイターに、ECBがタカ派への配慮や緩和措置を永久に続けるのは不可能という認識を示す意味で、いずれ資産買い入れは終了するという正式なメッセージを送ることを少なくとも理事会で議論する、と話した。

ECBは既に債券購入に1兆4000億ユーロを費やし、買い入れ対象が乏しくなってきたため、政策効果が弱まっていく事態が懸念されている。

今回は、物価上昇率が2019年までに目標に達するとの最新見通しも示されそうだ。

足元の原油高で、ドラギ総裁が将来的なテーパリングを示唆するとの見方もあるが、「イタリアの政局が混迷し、銀行の不良債権問題もはっきりしない。欧州の政治リスクを勘案すると今の段階で触れないだろう」(外為アナリスト)との意見も聞かれた。

11月の中国輸出は前年同月比0.1%増。輸入は6.7%増と、前年比で2014年9月以来の高い伸びとなった。貿易収支は446億1000万ドルの黒字。

為替相場への目立った影響は見られず、「そもそも人口統計自体があやふやな中で、貿易統計を含め、中国の経済データ自体になんらかの意味があるのか」(国内運用機関)との声も出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.57/59 1.0771/75 122.33/37

午前9時現在 113.72/74 1.0757/61 122.34/38

NY午後5時 113.73/81 1.0762/63 122.32/36

(為替マーケットチーム)

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