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ドルは114円半ばでもみ合い、一段高には材料欠く

2016年12月9日

[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の114.44/46円だった。午前は米長期金利の上昇をながめて強含んだが、午後に入って動意に乏しくなり、114円半ばを軸にしたもみ合いに移行した。

午後のドル/円は、株価の高値もみ合いが支えになった一方、もう一段踏み上がる具体的な材料にも欠けたもよう。一時114.29円に下押ししたが、株価が大引けにかけて上げを拡大させると、ドル/円も持ち直した。

来週半ばの米連邦公開市場委員会(FOMC)にかけては、113─115円のレンジ相場になりそうだとの見方が聞かれた。12月はこれまで、ほぼこのレンジ内での動きが続いている。

12月FOMCでは利上げがほぼ完全に織り込まれており、「下攻めはさすがにやりにくい」(国内金融機関)との指摘がある一方、ここまでの上昇ペースが早かった上、海外投機筋が年末を前に利益確定する動きも想定され、イベント通過によって材料出尽くしの調整地合いになることへの警戒感も根強い。

それでも「きょうは何もノイズが出てきそうになく、115円トライにもタイミングがいいように思える」(外為アナリスト)との声もあった。ドルは7日に114.40円、8日に114.38円で上値を止められたが、きょうの午前中に同水準を上抜けたことで、ドル買い機運が強まる可能性があるという。

前日の米株式市場で主要3指数がそろって最高値をつけるなど、リスクオンムードもある。日経平均株価は前場、1月4日につけたザラ場ベースの年初来高値1万8951円12銭を更新した。海外時間にかけては「米株高基調が確認されればリスクオンでドル/円も底堅くなりやすい」(別の国内金融機関)という。

朝方のドルは114円ちょうど近辺で推移していたが、午前11時頃に向けてじり高となり、一時114.57円まで強含んだ。米長期金利の上昇によるドル買いがけん引した。米大統領選後の急騰に出遅れた実需筋などが買いを入れていたという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 114.44/46 1.0614/18 121.48/52

午前9時現在 114.05/07 1.0619/23 121.12/16

NY午後5時 114.02/04 1.0615/16 121.02/06

(為替マーケットチーム)

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