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日経平均は4日続伸、昨年12月末以来の1万9000円台回復

2016年12月9日

[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続伸。取引時間中に節目の1万9000円を突破し、昨年12月30日以来の高値水準を付けた。前日の米国市場では主要株価3指数がそろって最高値を更新するなど、良好な外部環境を引き継ぐ形で買いが先行。その後、前日比で一時277円まで上げ幅を拡大した。

欧州中央銀行(ECB)は資産購入規模の減額を決めた一方、量的金融緩和策の延長を決定。結果的に投資家のリスク許容度を高める形となった。「クリスマス休暇前に日本株のアンダーウエートを解消したいと考えている海外勢の買いもある」(国内証券)との声も出ている。日経平均は終始、堅調に推移したものの、大引け直前に上げ幅を縮め、終値での1万9000円台回復には至らなかった。

TOPIXも4日続伸。ただ上昇率は0.84%と、日経平均(1.23%)を下回った。直近で下落基調にあったNT倍率<.NTIDX>は一時12.48まで上昇し、取引時間中では12月5日以来、4営業日ぶりの高水準を付けている。

日経平均は、朝方に市場が推計した12月限先物・オプションのSQ(特別清算指数)値(1万8867円45銭)を上回ると、じり高基調を続けた。もっとも、東証1部の値下がり銘柄は30%に上り、利益確定売りの動きもみられた。ファーストリテイリング<9983.T>が一時4%を超す上昇となり、指数の上昇に寄与。SQ算出日であることも背景に、東証1部売買代金は今年3番目の大きさとなった。

メガバンクも底堅く推移したが、トヨタ<7203.T>は小幅高。マツダ<7261.T>、コマツ<6301.T>など、外需大型株には値下がりした銘柄もあった。「日経平均が節目を達成した達成感もあるが、地合いは良好。これまで日本株が評価されてこなかった分、海外勢からの見直し買いが継続しそうだ」(岩井コスモ証券・投資情報センター長の林卓郎氏)との声もあった。

個別銘柄ではスバル興業<9632.T>が急伸。8日、2017年1月期末に1株当たり5.5円の特別配当を実施すると発表し、材料視された。半面、JVCケンウッド<6632.T>などZMP<7316.T>関連銘柄が軟調。同社が8日、東証マザーズへの上場手続きを延期すると発表したことで失望感が広がった。

東証1部騰落数は、値上がり1250銘柄に対し、値下がりが606銘柄、変わらずが137銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      18996.37 +230.90

寄り付き    18839.98

安値/高値   18821.41─19042.48

TOPIX<.TOPX>

終値       1525.36 +12.67

寄り付き     1512.98

安値/高値    1510.98─1526.97

東証出来高(万株) 313196

東証売買代金(億円) 39249.58

(長田善行)

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