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米10月卸売在庫は0.4%減、売上高は1.4%増

2016年12月10日

[ワシントン 9日 ロイター] - 米商務省が9日発表した10月の卸売在庫高は前月比0.4%減で、11月に発表された速報値と同じだった。9月は0.1%増だった。同時発表の10月の卸売売上高は1.4%増で、9月の0.4%増から伸びが拡大した。

国内総生産(GDP)の算出に使われる自動車を除く卸売在庫高は10月に0.4%減少した。

在庫投資は、年率換算で前月比3.2%増となった第3・四半期のGDPを0.5ポイント押し上げた。2015年の第2・四半期以来、在庫は経済成長の重しとなってきた。

今週発表された10月の製造業の在庫は前月比横ばいだった。エコノミストらは、第4・四半期の経済成長に対する在庫の寄与度はわずかだろうとみている。

ただ、労働市場が最大雇用に近づく中で、消費需要が力強いことから、米経済は底堅く推移する見通しだ。アトランタ連銀は第4・四半期のGDPを2.6%増と予想している。

10月の卸売在庫の内訳をみると、農産物が2.0%増えた。9月は3.9%の増加だった。石油製品は1.9%、自動車は0.3%とそれぞれ増加したが、機械は1.0%減少した。

卸売売上高では、機械が1.1%増えたほか、石油製品も6.6%伸びた。

10月の売り上げペースで在庫を解消するには1.30カ月かかる。9月は1.32カ月だった。今年1月につけた2009年3月以来の高水準(1.37カ月)からは低下したものの、依然として高い水準で推移しており、卸売在庫の解消に向けた動きがしばらく続く可能性があることを示している。

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