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日経平均は7日続伸、利益確定売りと押し目買いが交錯

2016年12月14日

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、7日続伸。連日の上昇による高値警戒感から利益確定売りに押される場面があったものの、米株主要3指数が最高値を更新したことや為替の円安傾向など、良好な外部環境を受けた押し目買いが入り、小幅高となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に様子見気分も広がった。TOPIXは7日ぶりに反落した。

日経平均は寄り付き直後に12月12日付けた取引時間中の年初来高値を更新したが、連騰の過熱感から利益確定売りに押され、マイナス圏に沈んだ。13─14日に開催されているFOMCの結果発表を今夜に控え、ポジションを落とす動きが広がったとみられている。寄り前に発表された12月日銀短観では、大企業製造業・業況判断DIはプラス10と6四半期ぶりに改善したが、市場予想(ロイター予測はプラス10)通りで反応は限定的だった。

後場に入り、日経平均はプラス圏に浮上。日銀のETF(上場投資信託)買いの観測が入り、1万9200円台で小幅高に推移した。ドル/円が安定的に115円台を維持したことも投資家心理を支え、トランプラリーに乗り遅れた機関投資家の押し目買いも相場を押し上げた。

市場ではFOMCで2015年12月以来となる利上げが決定されるとの見方が大勢となっている。「マーケットの関心は来年の利上げのペース。もっとも、トランプ次期政権の具体的な政策が出てきてないのでペースについては、イエレン議長は詳しい言及をしないだろう。想定通り、2回程度が示されると考えられる」(三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏)との指摘がある。

個別銘柄では東建コーポ<1766.T>が堅調。13日に発表した2016年5─10月期の中間期連結業績は、純利益が前年同期比23.3%増の47億8500万円だった。足元の業績を好感した買いが先行している。

他方、アサツーDK<9747.T>が軟調。同社は13日、自社株買いと創業60周年記念配当の実施を発表したが、記念配当を含めた年間配当予想は1株100円に修正。前年実績は248円で、減配を嫌気した売りがでた。

東証1部騰落数は、値上がり695銘柄に対し、値下がりが1165銘柄、変わらずが136銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19253.61 +3.09

寄り付き    19270.01

安値/高値   19184.75─19284.28

TOPIX<.TOPX>

終値       1538.69 -1.56

寄り付き     1541.28

安値/高値    1535.85─1542.29

東証出来高(万株) 204511

東証売買代金(億円) 25448.58

(辻茉莉花)

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