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米国株式市場は反落、来年の利上げペース加速を懸念

2016年12月15日

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場は反落して引けた。米連邦準備理事会(FRB)が14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げを決定し、来年の利上げペースが一部の予想より速まる可能性を示唆したことが影響した。

米国株は今回の利上げを織り込んでいたものの、来年の利上げの回数が増えるかもしれないことが、最近の相場上昇を受けた利益確定の口実に使われた可能性がある。

USバンク・プライベート・クライアント・リザーブのマネジングディレクター、デービッド・シーゴライト氏は「過去数週間にわたって力強い値上がりが続いてきたので、いったん利食いに動くための口実は、何であっても普段より説得力を持つ」と話した。

FOMC後のイエレンFRB議長による会見中も相場は下落が続いた。議長はFRBがトランプ次期政権の政策を考慮に入れ始めたことを示し、FRBが利上げペースを加速する前に物価の若干の上振れや失業率が低水準にとどまるのをしばらく容認する可能性もあるとしていた最近の発言を軌道修正した。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ・ポートフォリオ・ストラテジスト、ブライアン・ジェーコブソン氏は「イエレン議長は、そうした事態を許容するのではないかという期待に水を差そうとしたようだ。景気過熱を容認するFRBの姿勢が後退したと受け止めれば、市場はそれに反応するだろう」と述べた。

この日は原油価格が大きく下げたため、石油のエクソンモービル<XOM.N>が2.2%安となり、S&P総合500種を押し下げる一番の要因になった。

米取引所の合計出来高は約84億9000万株で、過去20営業日平均の73億株を上回った。騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が4.12対1、ナスダックが2.74対1でいずれも下げが優勢だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 19792.53 -118.68 -0.60 19876.13 19966.43 19748.67 <.DJI>

前営業日終値 19911.21

ナスダック総合 5436.67 -27.16 -0.50 5465.69 5476.25 5425.73 <.IXIC>

前営業日終値 5463.83

S&P総合500種 2253.28 -18.44 -0.81 2268.35 2276.20 2248.44 <.SPX>

前営業日終値 2271.72

ダウ輸送株20種 9218.36 -127.49 -1.36 <.DJT>

ダウ公共株15種 645.05 -14.01 -2.13 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 894.28 -1.27 -0.14 <.SOX>

VIX指数 13.19 +0.47 +3.69 <.VIX>

S&P一般消費財 663.51 -4.35 -0.65 <.SPLRCD>

S&P素材 316.17 -3.84 -1.20 <.SPLRCM>

S&P工業 542.24 -5.34 -0.98 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 530.77 -5.58 -1.04 <.SPLRCS>

S&P金融 388.24 -2.23 -0.57 <.SPSY>

S&P不動産 187.79 -3.67 -1.92 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 557.75 -12.10 -2.12 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 799.69 -3.40 -0.42 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 171.18 -1.76 -1.01 <.SPLRCL>

S&P情報技術 818.93 -2.05 -0.25 <.SPLRCT>

S&P公益事業 241.72 -5.04 -2.04 <.SPLRCU>

NYSE出来高 10.65億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 19410 + 230 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 19340 + 160 大阪比 <0#NIY:>

*内容を追加しました。

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