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日経平均は8日続伸、FOMC後の円安が支援 下げ転換後切り返す

2016年12月15日

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は8日続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に1ドル117円台まで円安方向に振れた為替を手掛かりに買いが先行し、前日に続き取引時間中の年初来高値を更新した。

その後は先物主導で売られ下げに転じる場面もあったが、業績期待や好需給を背景とした押し目買いで持ち直し、後場にプラス圏に浮上した。

TOPIXは反発。1月4日に付けた取引時間中の年初来高値を更新した。

FOMCで来年3回の利上げが示唆されたことを受け、米長期金利は上昇。米国株は下落したが、為替はドル高/円安方向に振れた。東京市場では業績改善期待をもとに自動車株が買われ、トヨタ<7203.T>が一時2%を超す上昇。外需大型株が総じて堅調に推移した。

日中はメガバンクの一角が弱含むなど、利益確定売りの動きもみられた。日経平均は後場に一時61円安まで下げたが、その後切り返す展開。「ヘッジ目的の先物売りが出たたものの、業績期待や良好な需給環境のインパクトが大きい。現物の商いはかつてほどの盛り上がりではないが、海外勢の買いがけん引する相場が続いている」(大手証券トレーダー)という。

三菱UFJ国際投信・チーフストラテジストの石金淳氏は「米国株は割高感が払しょくされている訳ではないが、トランプ新政権の政策期待次第では、さらなる上値もあり得る」と指摘。「日本株には円安と世界の実体経済の改善も寄与しており、年内の日経平均2万円タッチは十分考えられる」とみる。

個別銘柄ではアクリーティブ<8423.T>がストップ高比例配分。同社に対し芙蓉総合リース<8424.T>が1株520円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。株価はTOB価格を意識した動きとなった。

半面、フジ・コーポレーション<7605.T>が軟調。同社が14日発表した2016年10月期の通期業績は前年比15.5%減の13億5500万円だった。最終増益としていた従来の会社計画から一転、減益での着地となったことを嫌気した。

東証1部騰落数は、値上がり1115銘柄に対し、値下がりが745銘柄、変わらずが138銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19273.79 +20.18

寄り付き    19327.70

安値/高値   19192.60─19436.90

TOPIX<.TOPX>

終値       1542.72 +4.03

寄り付き     1543.37

安値/高値    1536.91─1553.59

東証出来高(万株) 232463

東証売買代金(億円) 28103.18

(長田善行)

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