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ドル117円半ば、米利上げ受けた上昇は一服

2016年12月15日

[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の117円半ば。米国の利上げを受けて117円後半まで上値を伸ばしたが、買い一巡後は伸び悩んだ。ただ、押し目買いのニーズは依然強く、当面はドルの下値は盤石とみられている。

米連邦準備理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、0.50─0.75%とすることを決定した。同時に示した経済見通しでは、2017年の0.25%利上げの予想回数が中央値で3回となった。

ドルは仲値にかけて強含み、10カ月超ぶりの高値となる117.86円まで上値を伸ばした。上昇局面では輸入企業のドル買い/円売りも流入していたもよう。その後は利益確定の売りに押されて117円前半まで下げたあと、117円の前半から半ばでのもみ合いとなった。

東京市場では、米国の利上げペースについて慎重な見方が多かった。「トランプ政権がまだ発足していない中での予想。今年も年4回の予想が示されていたが、1回にとどまったことを考えれば、あまり前のめりに期待するのはよくない」(外為アナリスト)との声が出ていた。

FRBのイエレン議長は会見で、今回の利上げ決定は「米経済への信頼感が反映されていると解釈されるべき」と説明したが、市場では「会見での議長のトーンは、とても利上げ直後とは思えない慎重なものだった。不確定要素が多すぎて、何とも言えないというのが本音だろう」(金融機関)との意見も出ていた。

議長はまた、スタッフはトランプ氏の政権移行チームと連絡しつつ、円滑な移行に取り組んでいるとした。

一方、西村康稔・自民党総裁特別補佐は15日、ロイターとのインタビューで、米利上げを受けて117円台まで進行したドル高/円安は、日米の経済状況を踏まえれば自然であるとの見解を示した。

そのうえで円安は日本経済にプラスであると強調した。ただ、トランプ次期米大統領がドル高容認でどのようなスタンスを示すのか見極めが必要との見方もあわせて表明した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 117.52/54 1.0505/09 123.46/50

午前9時現在 117.20/22 1.0510/14 123.19/23

NY午後5時 117.03/06 1.0535/38 123.26/30

(為替マーケットチーム)

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