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英中銀、政策金利据え置き ポンド高でインフレ上振れの可能性低下

2016年12月15日

[ロンドン 15日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は15日、政策金利を0.25%に据え置くことを全会一致で決定した。また、資産買い入れプログラムの規模も4350億ポンドに据え置いた。いずれも予想通り。

BOEは、ここ1カ月のポンド高を受け、インフレ率が中銀の目標を上回る可能性は11月時点の想定より弱まった可能性があるとの見方を示した。

ポンドはBOEが前回インフレ見通しを示した11月3日以降、貿易加重ベースで6%超上昇した。

BOEはこれについて「(インフレ率が)中期的に目標を上回る可能性が低下したことを示唆する」と指摘。ただ「英国と欧州連合(EU)の将来の関係について市場参加者の見方が引き続き変化していることから、月ごとの変動は想定される」とした。

世界経済については、上向いているが、リスクも増大したと指摘。 「中国やユーロ圏、一部の新興国市場のリスクや政策の不透明感拡大に伴い、世界的な見通しは一段と脆弱(ぜいじゃく)になった」との見方を示した。

また、次期米大統領にトランプ氏が選ばれたことで財政拡張策への思惑が広がり、長期金利が上昇していると指摘した。

カーニー総裁は「金融政策委員会はこれまで通り、インフレ期待が引き続きしっかりと固定され、インフレ率が適切な時期に持続可能な形で目標に回帰するよう全ての必要な措置を講じることを確約する」と言明した。

BOEは賃金動向について、失業率が金融危機前の水準に低下していることから、これまでよりも敏感にインフレ率の上昇に連動する可能性があるとの見解を示した。

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