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欧州市場サマリー(15日)

2016年12月16日

[ 15日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し約14年ぶりの高水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)がこれまでよりタカ派的になるとの観測に加え、トランプ次期米政権下で米経済成長が加速するとの期待が出ていることが背景。

ドル/円<JPY=>は1.14%高の118.35円。一時は1.4%高の118.66円と、2月初旬以来の水準に上昇した。

<ロンドン株式市場> 反発した。銀行株と電機・ガス大手のセントリカ<CNA.L>が買われ、相場全体をけん引した。一方、前日の米連邦準備理事会(FRB)による利上げ決定を受けて鉱業株は売られた。

米国の利上げは貴金属関連の鉱業株を直撃。フレスニロ<FRES.L>は5.6%、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>は7.9%値下がりし、FT100種の中でも下落率の高さが目立った。ドル高が進み金の価格が10カ月ぶりの安値となったことが響いた。

FT350種銀行株指数<.FTNMX8350>は2。03%上昇した。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>は4.4%高、バークレイズ<BARC.L>は3.4%高となり、銀行部門の中では上昇率が最も高かった。米国の利上げは低金利の環境下で苦戦していた銀行にとってプラス要因になると受け止められている。

<欧州株式市場> 反発し、STOXX欧州600種<.STOXX>は今年1月以来11カ月ぶりの高値で取引を終えた。前日の米連邦準備理事会(FRB)の利上げ決定を受けて国際的に業務を展開する銀行の株が値上がりした。企業の合併・買収活動が活発になっていることも、年末に向けた市場の楽観志向を支えた。 STOXX600種銀行株指数<.SX7P>は2.48%上昇し、こちらも11カ月ぶりの高値となった。ドイツ銀行<DBKGn.DE>、フランスのBNPパリバ<BNPP.PA>、英国のHSBC<HSBA.L>、スペインのサンタンダール<SAN.MC>、スイスのクレディ・スイス<CSGN.S>は 1.5%から5.4%値上がりした。FRBが利上げを決定し、来年のさらなる金利引き上げを示唆したことで、米国の短期債の利回りが7年以上ぶりの高水準に上昇したことで、銀行の収益性が高まると期待された。 イタリアの銀行株指数<.FTIT8300>も4.35%上昇。関係筋によると、イタリア政府はモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>など経営難に陥っている国内の銀行に対し、150億ユーロ(155億8000万ドル)の公的資金を注入する用意があるという。

<ユーロ圏債券> 利回りが総じて上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が来年の利上げペース加速を示唆したことで米国債が急落。米債に連られる格好でユーロ圏国債利回りも押し上げられた。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは7ベーシスポイント(bp)上昇の0.37%。この日の取引でも米10年債利回り<US10YT=RR>はさらに上昇し2014年9月以来の水準となる2.64%をつけた。

他のユーロ圏国債利回りも上昇。スペイン<ES10YT=TWEB>、イタリア<IT10YT=TWEB>10年債利回りは5─6bp上昇のそれぞれ1.45%、1.85%をつけた。

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