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英ロンドンの賃料、2010年以来初めて下落=不動産投資会社

2016年12月16日

[ロンドン 16日 ロイター] - 英不動産投資会社のランドベイによると、世界でも最も高いとされるロンドンの不動産賃貸料が今年、2010年以来初めて下落した。4月の取得税引き上げを前に、賃貸物件保有者による駆け込みがみられた。

ランドベイが16日公表した調査結果によると、ロンドンの民間賃貸物件の賃料は1―11月、前年比で0.3%下落した。同期間中、ロンドンを除く英国全体では1.9%上昇した。

同社のジョン・グドール最高経営責任者(CEO)は、2017年に不動産所有者に対する銀行融資の規制が強化され、市場に出回る賃貸物件数の増加が鈍ることが予想されているため、ロンドンの賃料は来年上昇すると予想した。ただ、その伸びは概して、他の英都市の平均を今後も下回る見通しだという。

同社によると、ロンドンの平均賃料は4月、月額1894ポンド(2374ドル)でピークを付けた後、不動産購入の際の税金が引き上げられた1カ月後の5月から小幅下落に転じた。

近郊部の多くで賃料は上昇したものの、ロンドン中心部では下落するところが多かった。一等地であるケンジントン・アンド・チェルシー王立特別区では2.3%下落した。

ロンドンの住宅不動産は多くの外国人投資家を引きつけてきた。6月に英国が欧州連合(EU)離脱を決定した後も、不動産価値が下落する兆候はほとんどみられていない。

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