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日経平均は9日続伸、欧米株高・円安を好感 連日の年初来高値更新

2016年12月16日

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は9日続伸した。欧米株高や1ドル118円台まで円安方向に振れた為替が買い手掛かりとなり、前日に続き取引時間中の年初来高値を寄り付き直後に更新した。買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、週末要因に伴うポジション調整売りなどをこなしながら高値圏を維持した。

日経平均の9連騰は、2015年5月15日─6月1日の12連騰以来となる。TOPIXも年初来高値を更新。銀行株が堅調に推移したほか、電子部品の一角も買われた。一方で、トヨタ<7203.T>は小幅安。円安が進行したにもかかわらず、外需大型株には利益確定売りの動きもみられた。

短期的な過熱感が意識される中、日経平均は寄り高後に一時前日比86円高まで上げ幅を縮小したが、その後持ち直し1万9400円近辺でのもみ合いを継続した。「新規資金の流入が意識され、全体相場も底堅い動きとなっている。年末にかけて下げづらい地合いが続きそうだ」(岩井コスモ証券・投資情報センター長の林卓郎氏)との声が聞かれた。

業種別指数は33業種中、その他製品、保険など4業種が下落。金属製品、水産・農林などが上昇率で上位に入った。

個別銘柄では東海運<9380.T>が大幅安。東証1部値下がり率でトップとなった。ロシアのプーチン大統領の訪日前まで、同国への国際輸送を手掛ける同社は関連銘柄として物色されていたが、訪日後は材料出尽くしとの受け止めが広がり、売りに押された。

また任天堂<7974.T>が続落。15日(太平洋標準時)に、スマートフォン向け新作ゲーム「スーパーマリオラン」の配信を開始した。ただ「海外市場の反応を見極めなければならないが、今のところは『ポケモンGO』並みの爆発的ヒットは期待しにくい」(国内証券)との見方もあり、短期的な売りが出た。東証1部銘柄の売買代金ではトップとなった。

東証1部騰落数は、値上がり1208銘柄に対し、値下がりが656銘柄、変わらずが134銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19401.15 +127.36

寄り付き    19438.39

安値/高値   19360.36─19439.97

TOPIX<.TOPX>

終値       1550.67 +7.95

寄り付き     1553.46

安値/高値    1546.74─1555.04

東証出来高(万株) 231008

東証売買代金(億円) 29082.49

(長田善行)

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