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ドル118円前半、上昇一服だが地合いは依然強い

2016年12月16日

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク午後5時時点とほぼ同水準の118.11/13円。米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後の市場でドルは、押し目買いニーズで下値が支えられる一方で、一本調子のドル高/円安に対する警戒感も出始め、118円前半を中心とするもみあいに終始した。ただ、調整を挟みながらもドルの地合いは依然強いとの見方が多い。

朝方は日経平均株価が100円超高で始まるなか、ドル/円はこの日の高値118.38円まで強含んだ。仲値公示にかけて株価が上げ幅を削ると一時117.96円に下押ししたが、その後は118円前半に持ち直し、午後にかけてもみ合いが続いた。

前日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して買われ、ドル/円は一時、前日比1.4%高の118.66円と2月上旬以来10カ月半ぶりの高値をつけた。

市場では、急激なドル高/円安に対する警戒感も出ている。

 「一本調子に上がってきたので、短期筋もここからさらに買い上げる意欲はないようだ。ただ、売りの方も、利食いや調整売り以外は売る理由も見当たらない」とみずほ証券、チーフFXストラテジストの鈴木健吾氏は言う。

 「調整を挟みながら上値を試そうとする動きは、地合いの強さを示している」(国内金融機関)との見方も聞かれた。

ロイターがFOMC後に実施した調査によると、米プライマリーディーラーの大半は2017年の利上げ回数について2回以下と予測。トランプ次期大統領の経済対策で設備投資が大幅に増えるとも予想した。

日銀は来週19―20日の日程で金融政策決定会合を開催する。

欧州中銀から始まった金融政策討議のリレーは、FOMC、15日の英中銀会合と続き、日銀が今年のトリを飾る。

 「米国で金利上昇が進む中で、日銀が政策を現状維持とすれば、金利差という観点から円安が進行するという現状は維持されるだろう」とSMBC日興証券、チーフマーケットエコノミストの丸山義正氏はみている。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 118.11/13 1.0431/35 123.21/25

午前9時現在 118.24/26 1.0415/19 123.16/20

NY午後5時 118.16/19 1.0412/16 123.05/09

(為替マーケットチーム)

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