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欧州市場サマリー(16日)

2016年12月17日

[16日 ロイター] - <為替> ドルが対主要通貨バスケットで小幅高となった。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、なお前日につけた14年ぶり高値近辺で推移したが、利益確定の売りが出てドルの重しとなった。

<ロンドン株式市場>  続伸し、FT100種は<.FTSE>は10月下旬以来の高値で引けた。石油株が買われ相場全体を押し上げた。ソフトウエアのマイクロフォーカス・インターナショナル<MCRO.L>は投資判断引き下げが響き売られた。

エネルギー株はFT100種の上昇への寄与が最も大きかった。石油大手のBP<BP.L>は2.1%、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.9%値上がりした。産油国が国際的な減産合意を順守しているとみられることから原油価格が上昇。FT350種原油・天然ガス指数<.FTNMX0530>は2014年9月以来の高水準となった。

<欧州株式市場> 続伸し、STOXX欧州600種<.STOXX>は引き続き11カ月ぶりに近い高値で推移した。週間では2週続伸となった。スイスの製薬会社アクテリオンを巡る合併・買収(M&A)の動きや、石油株の値上がりが全体を下支えした。

アクテリオン<ATLN.S>は10.5%高で過去最高値を更新した。STOXX600種の中で上昇率が最も大きかった。関係筋はブルームバーグの報道を引用しながら、フランスの医薬品大手でライバルのサノフィ<SASY.PA>が一株当たり275ドル程度でアクテリオンに買収提案をかける準備をしていると指摘。早ければ来週にも取引が成立する可能性があるとした。これに伴って製薬業界の他の統合の動きにも期待が広がった。

一方、銀行株指数<.SX7P>は前日の1月以来となる高値から反落し、0.34%の下落となった。経営難のイタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>は1.3%高。民間資金主体の建て直し策として個人投資家に対して債務の株式化を提示した。

<ユーロ圏債券> 独2年債利回りがマイナス0.80%まで低下し、過去最低を更新した。域内全体でも総じて利回りが低下した。背景には、欧州中央銀行(ECB)が先週の理事会で発表した資産買い入れの規定変更で、短期債の買い入れに注力する姿勢を示唆したことがある。ECBは購入可能な債券の残存期間を1年とし、従来の2年から引き下げたほか、中銀預金金利を下回る利回りの債券についても必要な範囲で買い入れるとした。

仏2年債利回り<FR2YT=TWEB>は2ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.65%。独仏2年債の利回り格差は15bpと、独仏10年債利回り格差の45bpを下回っている。

また期間長めの国債利回りも下げが目立った。独30年債<DE30YT=TWEB>は一時10bp低下の1.03%と、1週間ぶりの水準。オランダ<NL30YT=TWEB>、オーストリア<AT30YT=TWEB>など他の高格付け30年債利回りも最大8bp低下した。

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