信託銀行で
願いを形にしておく

 あるいは「お孫さまへの贈与をきっかけにしてはどうでしょう」と玉置氏は提案する。

教育資金贈与信託「まごよろこぶ」は、教育資金を一括贈与した場合、孫など1人当たり1500万円まで非課税になるという制度に対応した商品だ。実際の契約金額は、500万円以下のケースも多いという。

「相続対策だけでなく、お孫さまに十分な教育の機会を確保しておきたいという祖父母さまの願いも込められています」(玉置氏)

 年間110万円までの非課税枠を活用したのが、暦年贈与信託「おくるしあわせ」だ。3親等以内の親族であれば誰でも指定でき、税務上の問題が発生しないよう、面倒な贈与契約の手続きや振り込みなど贈与の記録管理を任せることができる。この商品であれば、長い期間をかけても確実に資産承継が行える。

 信託銀行は、面倒な手続きや管理を簡単にし、思いを確実に次世代へ承継するためのサポーターであり、現役世代にとっては相続・贈与により引き継いだ資産の運用や住宅ローン、住み替えなどの相談もできる、世代を超えて頼れるパートナーなのである。 

問い合わせ先:
三菱UFJ信託銀行株式会社

次世代信託
・相続型信託「ずっと安心信託」
・教育資金贈与信託「まごよろこぶ」
・暦年贈与信託「おくるしあわせ」