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情報BOX:米年末商戦アナリスト予想、VRよりも音声アシスタントが人気か

2016年12月19日

[18日 ロイター] - 米年末商戦についてアナリストに聞き取り調査を行い、人気商品の見通しをまとめた。音声アシスタント搭載製品が仮想現実(VR)用ヘッドセットを凌駕しそうだ。ウエアラブル端末はスマートウオッチがけん引するとみられる。一方、ドローンは低空飛行が予想される。

<VR>

昨年5月の業界リポートではVRがハイテクの大きなテーマになると期待されていたが、パイパー・ジェフリーは公表前のリポートで、2016年のVR用ヘッドセットの販売予想を220万台と65%下方修正した。

米フェイスブック<FB.O>の「オキュラス・リフト」(599ドル)やソニー<6758.T>の「プレイステーション(PS)VR」(399ドル)など高級機器の販売台数は30万台程度にとどまる見込みだ。

ソニーは供給が追い付いていない。オキュラスや宏達国際電子(HTC)の「HTCバイブ」(799ドル)については、技術的な制約要因が存在する。デロイト英国部門のポール・リー氏によると、全世界のコンピューター700万台のうち、対応するソフトを動かせるのは600万台にとどまる。

スマートフォンに装着して使用する韓国サムスン電子<005930.KS>の「ギアVR」(100ドル)が販売台数ではトップに立つ見込みだ。

<音声アシスタント>

米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は2年前に音声認識機能「アレクサ」を搭載したスピーカー、「エコー」(179.99ドル)を発売した。米業界団体のコンシューマー技術協会(CTA)は音声アシスタント搭載製品がVR端末を凌駕すると予想している。

オッペンハイマーのアナリストは、年末商戦期間のエコーと米グーグルの「グーグルホーム」(129ドル)の販売台数が1000万─1200万台に達するとし「音声アシスタントはVR端末を打ち負かすだろう」と述べた。

トラクティカのアナリストはエコーと小型版の「エコードット」(39.99ドル)が優位との見方を示した。

<ウエアラブル端末>

CTAは年末商戦期間のウエアラブル端末の販売個数を1260万台と予想している。米アップル<AAPL.O>のスマートウオッチ「アップルウオッチ」が550万個と全体を押し上げるとしている。

その一方で活動量計を手掛ける米フィットビット<FIT.N>は販売予想を引き下げた。フォレスターのアナリスト、ジュリー・アスク氏は活動量計はスマートウオッチに市場シェアを奪われていると指摘した。

<ドローン>

CTAによると今年のドローンの販売台数は120万台と前年の2倍以上に増える見込み。さまざまな価格の商品がそろっていることが人気の一因だ。ただし依然としてニッチ(隙間)商品の域を出ていない。

アザートン・リサーチのアナリスト、ジーン・バプティスト・スー氏は「100ドル、150ドルなどさまざまな商品があり、ゲーム愛好世代へのアピールではドローンがVR端末と最も直接的に競合している」と分析した。

オッペンハイマーのアナリストはVRの売れ行きがドローンに勝ると予想している。

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