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ドル117円前半、クリスマス休暇控えた調整売りも

2016年12月19日

[東京 19日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の117円前半。クリスマス休暇を目前に控え、欧米短期筋の間では調整売りが目立った。株価の小幅安に加え、南シナ海の国際水域で、中国海軍艇が前週末、米国の無人潜水機を拿捕(だほ)したとのニュースも改めてドル売りの口実となった。

ドル/円は、朝方から株安をにらんで利益確定売りが先行し、早朝につけた118円から、じりじり水準を切り下げた。117円半ばではいったん押し目買いに支えられたものの、午後は米中関係の緊張懸念等を口実にさらに軟化した。

新規の材料は見当たらないが「クリスマス休暇も迫ってきたため、短期筋の間では、中国の米ドローン(無人潜水艦)拿捕(だほ)の話などを口実に、ポジションを圧縮する動きが見られる」(FX会社)という。

 「一度、116円前半、もしくは115.60円のサポート付近まで下落して下値を確認した方が、年内120円にチャレンジする機運が盛り上がりやすくなりそうだ」(同)との見方も聞かれる。

米中両政府は17日、中国海軍艇が南シナ海の公海で拿捕した米国の無人潜水機について、中国が返還に同意したと発表した。中国国防省は「米側が公の場で一方的にこの問題を誇張したことは不適切で、問題の早期解決にマイナスだった」として遺憾の意を表明した。

財務省が11月貿易統計速報を発表したが、相場の反応は限られた。貿易収支(原数値)は1525億円の黒字となった。3カ月連続の黒字。

きょうはイエレン米連邦準備理事会議長がボルチモア大で雇用市場の現状について講演する。

複数の関係筋がロイターの取材に対して明らかにしたことろによれば、金融庁は、一部の地銀で外債の評価損益が急激に悪化している事態を問題視。主要行や地銀を対象に、金利上昇時の対応状況や市場見通し、今後の対応方針などについて12月から緊急の聴き取りを始めた。

米大統領選以降、10年米国債利回りは1.8%前後から急ピッチで上昇。14日のFOMCで利上げを決めた後は2.64%付近まで上昇した。日本国債の利回りにも上昇圧力がかかり、マイナス圏で推移していた10年最長期国債利回りはプラス圏に浮上した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 117.21/23 1.0464/68 122.66/70

午前9時現在 117.80/82 1.0444/48 123.04/08

NY午後5時 117.98/00 1.0447/55 123.21/25

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