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クリスマス前の英小売売上高、予想外の伸び

2016年12月21日

[ロンドン 20日 ロイター] - 英産業連盟(CBI)が20日、今年の11月24日から12月13日までの3週間の英国の小売売上高は、2015年の9月以来の大きな伸びを示したと発表した。

小売売上高指数が、伸びが鈍るという業界の予想をよそにプラスの35を記録。好調だった11月前半のプラス26を上回った。調査時期は米国の復活祭明けの大売出しを模したセールが実施される11月25日の「ブラックフライデー」を含む。衣料や食料品の売り上げが特に好調だったという。

IHSマークイットのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「クリスマスに向けて消費者は惜しみなく金を使っている。第4・四半期の業績は力強く、国内総生産(GDP)は堅調な伸びを示すとの期待が高まっている」と述べた。 

ただ、小売業者は来年の初めには売り上げは減速すると予測しており、卸売業者への発注を控えることを計画している。CBIは、英国による欧州連合(EU)離脱決定による国内の物価の上昇が、消費支出の伸びを抑制するとみている。

CBIのエコノミスト、ベン・ジョーンズ氏は「2017年は小売業への圧力が高まるだろう」と指摘。「インフレ進行が家計の重しとなって、購買力や消費パターンがシフトするとみられ、、小売業界全体にわたって勝者と敗者を生み出すことになるだろう」と述べた。

英国の主要な小売業者で唯一、週間の売上高を公表している百貨店のジョン・ルイスの20日の発表によると、12月17日に終わった週の消費支出は前年同期比0.4%増と期待外れの伸びだった。今年はクリスマスが日曜日に当たるため、ギフトの購入を直前まで待っている可能性があるとしている。

先週発表された正式な小売業のデータによれば、11月の売り上げの伸びは鈍化したが、CBIの調査には含まれない燃料の購入が減ったことが響いている。一方、ブラックフライデーのセールが奏功し、電子機器の売り上げは急増した。

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