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トランプ次期政権、商務長官指名のロス氏が通商政策担当へ

2016年12月21日

[ウエストパームビーチ(米フロリダ州)/ワシントン 20日 ロイター] - トランプ次期米大統領は、商務長官に指名したウィルバー・ロス氏に通商政策の舵取りを任せる意向だ。政権移行チームの報道官、ジェイソン・ミラー氏が明らかにした。

米国ではこれまで、米通商代表部(USTR)が中心となって貿易協定の交渉を進める一方、商務省は反ダンピング課税や安価な輸入品の補助金をめぐる調査などを担当してきた。

ロス氏が通商政策を担当すれば、オバマ政権から大きな方向転換となる。

ミラー氏によると、USTRを商務省と統合する計画はない。

またトランプ氏は選挙期間中、メキシコや中国などと結んだ多国間協定が米国の雇用を奪ったと批判、協定を再交渉する方針を示している。通商分野でロス氏に大きな役割を担わせることで、トランプ氏は貿易相手国への強硬姿勢を強めそうだ。

保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所のデレク・シザーズ氏は「USTRが格下げされ商務省の下位に置かれるようだ」と指摘し、USTR代表の地位は魅力が低下する可能性があるとの見方を示した。

トランプ氏はUSTR代表の選考を続けており、同氏の選挙戦に協力したヨウィータ・カランサ氏と20日に面会することになっていた。カランサ氏はジョージ・W・ブッシュ政権下で中小企業庁の高官を務めた経験がある。

レーガン政権でUSTR次席代表だったロバート・ライトハイザー氏、鉄鋼大手ニューコアの最高経営責任者(CEO)を務めたダン・ディミッコ氏も有力候補とされ、これまでにトランプ氏と意見交換した。

*内容を追加して再送します。

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