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米国株式市場、ダウとナスダックが終値で最高値更新

2016年12月21日

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 20日の米国株式市場では、トランプ次期米大統領の政策をめぐる楽観的な見方が相場を下支えするなか、ダウ工業株30種とナスダック総合の両指数が終値としての最高値を更新した。

ダウ工業株30種は2万ドルまであと約25ドルの水準で終了した。米国株は、トランプ次期大統領の規制緩和とインフラ支出の政策で経済が活性化するとの見方から、11月8日の大統領選以降は騰勢が続いており、ダウ工業株30種は約9%、S&P総合500種は約6%、それぞれ上昇している。

USバンクのプライベート・クライアント・リザーブ部門でマネジングディレクターを務めるジェフ・ジッパー氏は「市場はトランプ氏の減税とインフラ支出、規制緩和という政策に焦点を当てている」と述べた。

だが一部の投資家は、株式が割高になったと考えている。トムソン・ロイター・データストリームによると、S&P総合500種企業の業績予想に基づく株価収益率(PER)は約17倍で、10年平均の14倍を大きく上回っている。

ダウ工業株30種の2万ドルは大きな節目であり、投資家の間では、ダウが2万ドルを突破すれば最近の相場上昇が続くシグナルになるとの見方もある。ダウが初めて1万ドルを超えたのは1999年だった。

コモンウェルス・フィナンシャル・ネットワークのブラッド・マクミラン最高投資責任者(CIO)は「(ダウが2万ドルの)壁を突破するのに十分なエネルギーを確保するということは、株式を購入する力がみなぎっている状況を意味する」と指摘。「相場がいったん壁を突き抜ければ、レンジの上限だった水準が下限になる傾向がある」と話した。

セクター別では、S&P総合500種の主要11業種指数のうち8業種が上昇。S&P金融株指数<.SPSY>は1.12%高、S&P一般消費財株指数<.SPLRCD>は0.78%上がった。

金融株ではゴールドマン・サックス<GS.N>が1.68%上昇してダウ工業株30種を押し上げ、ウェルズ・ファーゴ<WFC.N>は1.59%高、シティグループ<C.N>は1.91%高となった。

食品のゼネラル・ミルズ<GIS.N>は2.55%安。市場予想を下回った四半期決算を受けて売られた。

通常取引終了後の時間外取引では、スポーツ用品のナイキ<NKE.N>が好調な四半期決算を好感して買われ、一時3%上昇した。

騰落銘柄比率は、ニューヨーク証券取引所が1.84対1、ナスダックが1.88対1で、いずれも上げ銘柄が下げ銘柄を上回った。米取引所の合算出来高は約61億株で、直近20営業日の平均である75億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 19974.62 +91.56 +0.46 19920.59 19987.63 19920.42 <.DJI>

前営業日終値 19883.06

ナスダック総合 5483.94 +26.50 +0.49 5473.53 5489.47 5471.71 <.IXIC>

前営業日終値 5457.44

S&P総合500種 2270.76 +8.23 +0.36 2266.50 2272.56 2266.14 <.SPX>

前営業日終値 2262.53

ダウ輸送株20種 9309.67 +76.69 +0.83 <.DJT>

ダウ公共株15種 660.73 +1.11 +0.17 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 917.99 +8.31 +0.91 <.SOX>

VIX指数 11.45 -0.26 -2.22 <.VIX>

S&P一般消費財 665.37 +5.18 +0.78 <.SPLRCD>

S&P素材 316.99 +0.26 +0.08 <.SPLRCM>

S&P工業 548.15 +3.40 +0.62 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 535.23 -1.63 -0.30 <.SPLRCS>

S&P金融 393.48 +4.37 +1.12 <.SPSY>

S&P不動産 190.66 +0.14 +0.07 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 559.24 -1.18 -0.21 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 801.03 -0.37 -0.05 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 176.26 +0.99 +0.56 <.SPLRCL>

S&P情報技術 823.25 +2.61 +0.32 <.SPLRCT>

S&P公益事業 247.43 +0.29 +0.12 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.97億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 19595 + 95 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 19540 + 40 大阪比 <0#NIY:>

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