ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

ニトリHD、3―11月期は28%営業増益 都心出店で顧客層拡大

2016年12月22日

[東京 22日 ロイター] - ニトリホールディングス<9843.T>は22日、2016年3―11月期の連結営業利益が前年同期比28.3%増の702億円になったと発表した。既存店売上高の好調に加え、積極的に進めている都心部への新規出店増による顧客層の拡大も寄与している。通期見通しは据え置いた。

通期見通しを据え置いたことについて、白井俊之社長兼最高執行責任者(COO)は会見で「店舗照明のLED化、店舗安全レベルの向上、為替が(1ドル)115円と第3・四半期までに比べて円安になっていること、12月の既存店売上高が4.5%減だったこと」を理由として挙げた。

ただ、12月は前年同月に比べて土日が2日間足りないことから、これを調整すると既存店売上高はプラスになるとしている。

為替予約については、17年度は1ドル=103円前半でほぼ100%予約を終えているものの、18年度は「相場を見ながら判断する」(財務担当の武田史紀ゼネラルマネジャー)とした。今期(16年度)は、9―11月期が109円半ば、12―2月期が115円前半で、期を通じては108円前半になるという。

3―11月期の既存店売上高は同7.3%増と好調に推移している。客単価は横ばい圏ながら、客数の伸びが支えている。足元の9―11月期だけを見ても、既存店売上高は5.4%増で、6四半期連続のプラスとなっている。

吸湿発熱素材を使用した「Nウォーム」シリーズは、9月から販売を開始。保温力アップなどの機能向上により、販売数量は前年同期比41%増となっている。また、価格帯別のブランド構築を進めるなか、価格を重視したブランド「DAY Value」も好調に推移している。

新規出店は「新宿タカシマヤタイムズスクエア店」や「環八用賀店」など、都心部へ積極的な出店を行っている。こうした都心部への出店が客層の拡大につながっているという。12月9日時点の国内店舗数は423店舗、海外は台湾、米国、中国で計42店舗を展開している。17年2月末には国内外計で471店舗になる見通し。

2017年2月期の連結売上高は前年比9.1%増の5000億円、営業利益は同8.2%増の790億円の見通しを据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト13人の営業利益予測の平均値は851億円となっている。

*内容を追加しました。

(清水律子 編集:山川薫)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧