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米個人消費支出伸び鈍化、景気減速の可能性

2016年12月23日

[ワシントン 22日 ロイター] - 米商務省が発表した11月の個人消費支出は前月比0.2%増となり、伸びは市場予想の0.3%を下回り、前月の0.4%からも鈍化した。個人所得は横ばいとなり、米経済が第4・四半期入り後に減速した可能性が示唆された。

物価調整後の個人消費支出は0.1%増となり、伸び率は前月と並んだ。

自動車を含む耐久財が0.6%減となったことが響いた。サービスは0.3%増となった。

消費の伸びの鈍化を受け物価上昇も停滞し、個人消費支出(PCE)物価指数は前月比横ばいとなり、10月の0.3%上昇から鈍化した。前年同月比では1.4%の上昇だった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数も前月比では横ばいとなり、10月の0.1%上昇から鈍化。前年同月比では1.6%上昇となり、伸び率は7月以来の低水準となった。10月は1.8%と、2014年7月以来の大幅な上昇となっていた。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「労働市場の引き締まりが継続すると見込まれるため、(コアPCEは)時間とともに上昇するだろう」と話す。

個人所得は横ばい。10月は0.5%増加していた。個人所得が延びを示さなかったのは9カ月ぶりとなる。

賃金・給与は0.1%減。貯蓄は7809億ドルと前月の8091億ドルから減少し、2015年5月以来の低水準となった。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「第4・四半期は弱含みの様相だ。だが2017年上期には成長が加速する」と予想する。

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