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欧州市場サマリー(22日)

2016年12月23日

[22日 ロイター] - <為替> 利益確定の動きが出て、ドルが対主要通貨バスケットで下落した。イタリア大手銀、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>支援への期待を背景に、ユーロは対ドルで1週間ぶり高値をつけた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反発した。クリスマス前で市場参加者が少なく、薄商いとなる中で、石油株や貴金属関連の鉱業株がけん引し、FT100種<.FTSE>は10月11日以来約2カ月ぶりの高値で取引を終えた。

石油大手のBP<BP.L>は1.3%高となり、FT100種の上昇に最も大きく貢献した。ドル高が一服していることや、石油生産国が減産合意を順守するとの期待感で原油価格が値上がりし、エネルギー関連株を押し上げた。

ドルの値下がりに伴って金価格も値上がりし、貴金属関連の鉱業株であるフレスニロ<FRES.L>が2.8%、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.LL>は2.5%それぞれ値上がりした。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 小幅続落した。鉱業株と金融株が弱含んだほか、イタリア銀行第3位のモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>が最安値を更新したことが相場全体を押し下げた。

モンテ・パスキは7.5%安。1999年の上場以来の最安値となった。増資を引き受けてくれる大口投資家が見つからず、公的資金投入による救済が不可避とされたことが嫌気された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 南欧諸国の国債利回りが上昇した。第3・四半期の米国内総生産(GDP)確報値が年率換算で前期比3.5%増と、改定値の3.2%増から上方改定されたことで、来年の米利上げペースが速まるとの見方が強まり、相場は総じて売りが優勢となった。

とりわけイタリア、スペイン国債の利回り上昇が目立った。イタリアでは経営難の大手銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>の公的救済がほぼ不可避の状況となり、南欧諸国の銀行問題があらためて意識された。モンテ・パスキは22日に開く取締役会で公的支援の要請を承認するとみられている。

スペインの銀行も懸念されている。欧州司法裁判所が前日、スペインの住宅ローン問題をめぐり銀行の責任を制限した同国裁判所の判定を覆したことで、顧客に対し40億ユーロ(42億ドル)以上の返済を余儀なくされる可能性があるためだ。

イタリア10年債<IT10YT=TWEB>利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇の1.86%。スペイン10年債<ES10YT=TWEB>利回りも同程度上昇し1.41%をつけた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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