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「アウトドア会議」が職場の空気をガラリと変える効用

待兼 音二郎
2016年12月29日
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ドームテントが会議室を兼ねる。ここであぐらをかいて向かい合うだけで、肩の凝らないくつろいだ雰囲気になりやすい

 職場を離れて、アイデアがひらめくとき、あなたはどの場所にいるだろうか。

 車を運転しているとき、湯船につかっているとき、シャワーを浴びているとき、空いている電車に乗っているとき、散歩中のとき――等々があげられるだろう。

 こうして見ると多くの場合、1人で自由に思いを巡らすことができる場所にいる点が共通している。自分にとって心身ともにリラックスしやすい環境をつくることで、新たな発想が浮かびやすくなるのだ。

 リラックスした瞬間にひらめきが生まれる場所は、人によって千差万別だろう。

 では、オフィスで仕事をしているとき、アイデアはどこで思いつくか。組織(場合によっては部署、プロジェクトチーム等もあるだろう)で動くために、理想的な場所で発想を生み出すのは、難しいと感じられるのではないだろうか。

 そこで今回は、仕事の一部を屋外に持ち出して、自由闊達なアイデアを引き出すことに取り組む企業に注目した。

キャンプでアイデアが
浮かびやすくなるのは本当か?

 その企業は、アウトドアブランド・スノーピークの66.7%出資とハーティスシステムアンドコンサルティング(旧社名アイ・エス・システムズ)の33.3%出資による合弁会社「スノーピークビジネスソリューションズ」(愛知県名古屋市)である。同社はアウトドアオフィスの提案と導入サポートを行っている。「Outdoor Small Office / Third Office」の頭文字をつなげてOSO/TO(オソト)と読ませ、仕事の一部を屋外に持ち出すことでチームの結束力を高め、自由闊達なアイデアを引き出そうというのだ。

 なるほど、青空の下でテントを張り、川のせせらぎや鳥のさえずりをBGM代わりにして語り合うことができれば、さぞかし談論風発となることだろう。そして夜には焚き火を囲んで話し合えるなら、話は自ずと人生哲学の領域にまで及び、より高まった結束力がチームに生まれることも確実だ。

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