経営 X 人事
なぜ職場で人が育たなくなったのか
【第24回】 2011年3月1日
著者・コラム紹介 バックナンバー
間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]

若手自身の自助努力に加えて必要な
「マネジャーのサポート力」と「組織の関与力」

職場で「人が育った20年前」と「育たなくなった今」は何が違うのか。このような問いかけから、本連載はスタートしました。「昔は良かった」 などと暢気にノスタルジーに浸るつもりは毛頭ありません。昔だって、若手の育成には、いろいろな問題があったはずです。この間にビジネス環境も大きく変わりました。コミュニケーション環境も様変わりし、働き方そのものも変わりました。そのような現状をふまえ、それにフィットした育成とはどのようにあるべきか。今回から、数回のまとめ編に入ります。

マネジャーの努力で
できることと、できないこと

 「入社から3年経たずに若手が辞めてしまう」、「なかなか思うように育たない」、「ちょっと叱るとへこんでしまう」、「折れやすい」……

 「いまどきの若手」の育成にまつわるさまざまな問題を取り上げ、背景の分析をし、善き育成のためのヒントを探ってきた本連載は、2009年12月にスタートして、はや足かけ3年目。そろそろ、総まとめに入ろうと思います。

 時々のトピックをめぐって寄り道もしましたが、連載では「職場で人が育たなくなった」要因と背景を検討する状況分析編からソリューション編へと展開してきました。

 若手が能力を向上させるためには、3つの側面から考える必要があると私は考えています。

(1)若手自身の自助努力
(2)マネジャーのサポート力
(3)組織の関与力

 (2)と(3)は、それを融合させて、さらに3つに分ける必要があるかもしれません。

<1>マネジャーが個人的におこなう努力
<2>マネジャーが育成力のある職場に変えるマネジメント力
<3>会社全体が育成する風土になるための経営者の努力

経営 X 人事 特集TOPに戻る

 

 

間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]

1961年、東京都生まれ。1986年 、早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属され、以後、記者として流通、家電、化学・医薬品、運輸サービスなどの各業界を担当。2000年 週刊ダイヤモンド副編集長。2006年 人材開発編集部副部長。著書に『だから若手が辞めていく』(ダイヤモンド社刊)

 


なぜ職場で人が育たなくなったのか

「なぜ職場で人が育たなくなったか」をテーマに、その背景と要因を考える。そして研究者や識者の知恵を借りながら、「職場で人が育つ方法」を提示していく。

「なぜ職場で人が育たなくなったのか」

⇒バックナンバー一覧