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ドル116円後半、短期筋のロスカット売りに押される

2016年12月29日

[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の116円後半。株安や米長期金利低下を背景としてドルの上値が重くなるなか、ドルを高値づかみした短期筋による損失確定売りで、じり安の展開となった。

朝方117.10─20円台で推移していたドルは、午前11時過ぎにかけて116.68円まで下落。米長期金利が2.5%を割り込み、日経平均が300円超に下げ幅を拡大するなどドル売り/円買い圧力が強まった。

午後に入ってからも、ドル/円が下げ止まらないことで、コストが118円台のドルロングを抱えた短期筋に加え、「117円後半でドルロングにした人たちも、あきらめ売りが出始めた」(金融機関)という。

ただ、19日の安値116.55円はテクニカルなサポートとなり、日中の取引では、同水準が安値となり、116円前半までの下落は回避された。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は一時2.4859%(ビッドサイド)まで低下し、前日ニューヨーク市場午後5時時点の2.5117%を下回った。

材料としては、28日に発表された11月の米中古住宅販売仮契約指数が前月比2.5%低下の107.3と、1月以来の低水準となったことなどがある。市場では、米系証券を中心に「ロングボンド(米10年国債)のショートカバーの動き」(証券)も観察されたという。

12月19─20日に開催された日銀金融政策決定会合における主な意見が公表されたが、相場の反応は限定的だった。

同会合では金融政策の現状維持が決定されたが、トランプ次期政権の経済政策で米景気回復が加速する可能性が指摘されたほか、早すぎたゼロ金利解除の経験を踏まえ、日本は相当の期間、現在の金利水準でイールドカーブコントロールを続けるべきとの声が出ていた。

午後3時点の米原油先物<CLc1>は53.75ドル付近。ニューヨーク時間終盤の高値54.37ドルから、東京時間の早朝に53.46ドルまで下落。米石油協会(API)が28日に発表した週間在庫統計で米原油在庫が予想外に増加したことが重しとなった。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 116.68/70 1.0459/63 122.04/08

午前9時現在 117.08/10 1.0412/16 121.91/95

NY午後5時 117.24/27 1.0407/16 122.09/13

(為替マーケットチーム)

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