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人民元は年間では94年以降で最大の下落、当局は安定を志向か

2016年12月30日

[上海 30日 ロイター] - 2016年最後の取引となった30日の上海外国為替市場で人民元は対ドルで上昇。しかし年間では1994年以降で最大の下落となっている。

きょうの人民元の対ドル基準値(中間値)は1ドル=6.9370元で前日の基準値よりも元高に設定した。

スポット市場では6.9310元でオープン、午後4時30分(日本時間午後5時30分)現在は6.9495元で、前日終盤に比べ57ポイント元高水準。年初来では6.6%下落している。

夜間取引は午後11時半まで続く。

外資系銀行(上海)のトレーダーは、年末で静かな取引だったとした上で、人民元指数の算出方法が変更されたため「来年は一段とボラタイルな取引になるかもしれない」と指摘。変動はほぼ米ドルの動き次第だが「韓国ウォンなどが追加されたので雑音が増える」と述べた。

市場関係者は、当局は年末に人民元への異なったアプローチを採用していると指摘する。中国系銀行のトレーダーは、昨年は現物市場での手綱を緩めて元安を容認し年初のドル買いコストを高めたとした上で、「今回は人民元が下落するとの確かな見通しを引き起こさないよう、通貨の安定を望んだ」と述べた。

オフショア人民元はオンショア市場に比べ0.37%安の6.9755元。

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