ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

欧州市場サマリー(30日)

2016年12月31日

[30日 ロイター] - <為替> 年末を控え薄商いとなる中、ドルがオーバーナイト取引で対ユーロで一時下落。ただ、主要6通貨に対するドル指数は4年連続で上昇して1年を終える見通し。

ドル指数の年間での伸び率は3.5%となる勢い。

ドル/円はこの日、0.21%高で推移しているものの、年間では約3%安と、過去5年で初めて下落する見通し。

<ロンドン株式市場> 続伸し、FT100種は7142.83で取引を終え、10月11日につけた取引時間中の過去最高値7129.83を更新した。この日は正午までの短縮取引だった。

アナリストらは、ポンドの大幅下落がFT100種に多い輸出企業にとって追い風になっていると指摘。経済の力強さも市場心理を支えているとした。

2016年のFT100種の上昇は鉱業株がけん引した。FT350種鉱業株指数は年間で101.5%の伸びとなった。米大統領選に勝利したトランプ氏が米国でインフラ投資を拡大するとの期待から金属価格が上昇。鉱業株の買い材料となった。

<欧州株式市場> STOXX欧州600種が反発して取引を終えた。欧州の主要指数の多くが上昇し、ロンドン市場のFT100種は過去最高値を更新した。

STOXX600種は年間では1.2%下落した。鉱業株や石油・ガス株が堅調で、銀行株も年後半は相場全体を下支えしたものの、年間を通じてみると最終的には小幅な下落となった。欧州に広がる政治的な不透明感や、イタリアの銀行業界の先行き懸念を反映した。

イタリアのFTSE・MIB指数は年間で約10%の落ち込みとなり、欧州の主要指数で最も下落率が大きかった。イタリアの銀行株が年間で38%も値下がりしたことが響いた。

<ユーロ圏債券> 長期債利回りが上昇。ドイツ国債は30年物利回りが7ベーシスポイント(bp)上昇し0.94%。指標10年物利回りが3bp上昇の0.20%。他の国債利回りも軒並み3-8bp上昇した。

欧州中央銀行(ECB)は今月開いた理事会の決定に基づき、今後、公的部門証券買い入れプログラム(PSPP)の運用方法を変更、短期債に重点を置いた買い入れを行う見込み。

年間ではイタリア国債とポルトガル国債の利回りが2011年以降で初の上昇となる見通し。経済や銀行部門のぜい弱性、政治的不安が上昇要因となった。イタリア10年債利回りは約23bp上昇し1.83%近辺。ポルトガル10年債利回りは約127bp上昇し3.80%近辺。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧