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シンガポール、第4四半期は製造業回復で予想上回るプラス成長

2017年1月3日

[シンガポール 3日 ロイター] - シンガポール通産省が発表した2016年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、市場予想を大きく上回る伸びとなった。ただ、中国経済の減速や、次期米政権発足に伴う世界的な貿易保護主義の高まりが懸念され、先行きは必ずしも楽観できない。

第4・四半期GDPは、前期比年率が9.1%増で、第3・四半期(改定値:1.9%減)からプラスに転じた。前年比は1.8%増だった。市場予想は前期比年率3.7%増、前年比0.6%増だった。

第3・四半期にマイナスだった製造業が前期比年率14.6%の増加に転じるとともに、サービス業も9.4%増加した。

2016年通年では1.8%成長。政府の予想(1.0─1.5%)を上回ったものの、2009年以来の低水準にとどまった。

スタンダード・チャータード銀行(シンガポール)のエコノミスト、エドワード・リー氏は、輸出が最近、中国向けの回復によって持ち直してきたが、見通しは不透明と指摘。「シンガポール経済が回復しているとは言いにくく、せいぜい低レベルで安定というところだ」と述べ、17年の成長率は16年を下回ると予想した。

アナリストの間では、シンガポール金融管理局(MAS=中央銀行)が4月の見直しで金融政策を維持するとの見方が大勢だが、成長見通しが芳しくないことから緩和を予想する向きもいる。

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