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米12月ISM製造業景気指数2年ぶり高水準、新規受注・雇用好調

2017年1月4日

[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が発表した12月の製造業景気指数は1.5%ポイント上昇の54.7と、2014年12月以来2年ぶりの高水準を記録した。新規受注や雇用が伸びたほか、原料費が大きく上昇し、原油安やドル高による製造業への足かせが和らぎつつある兆候を示した。

同指数は50が景況拡大と悪化の分岐点となる。

ナロフ・エコノミック・アドバイザーズの首席エコノミスト、ジョール・ナロフ氏は「製造業も成長加速の兆しを示すなど、米経済は好調なペースで昨年を終えている」とし、トランプ次期米大統領はオバマ氏からかなり力強い経済を引き継ぐもようだと話した。

内訳の新規受注は7.2%ポイント上昇し60.2と、2014年11月以来の高水準。石油、家電製品や部品、機械など12業種で新規受注が拡大した。

輸出受注も上昇したが、受注残は変わらずだった。

雇用は2015年6月以来の水準となる53.1と、前月比0.8%ポイント上昇。

生産も4.3%ポイント上昇した。

2015年の原油急落やドル高が企業の投資を抑制し製造業を圧迫してきたが、足元では原油相場の持ち直しで石油・ガス関連の掘削も増えており、製造業への逆風は弱まりつつあるようだ。

調査では38%の回答者が原料費が値上がりしたと報告しており、価格指数は65.5と2011年6月以来の水準に上昇、予想の55.5も大きく上回った。

シティグループのアンドリュー・ホレンホースト氏は「中国などで投入価格が上昇するなど、インフレ加速の可能性が指摘されており、価格指数の大幅上昇は世界的な『リフレ』トレンドに整合する」と分析している。

*内容を追加して再送します。

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