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米新議会が開会、共和党が07年以来の両院支配 下院倫理局巡り波乱

2017年1月4日

[ワシントン 3日 ロイター] - 米国の新議会が3日、開会した。昨年11月の選挙を経て、共和党が2007年以降で初めて上下両院で過半数議席を占めることになり、20日に正式に就任するトランプ次期大統領が掲げている減税、オバマケア(米医療保険制度改革法)廃止、金融・環境規制の緩和を目指す。下院ではライアン氏が賛成多数で議長に再選出された。

開会日は、儀礼的な手続きが中心だが、下院は議会倫理局をめぐる動きが物議を醸し、波乱の幕開けとなった。

事の発端は、議員の倫理規定違反を調査する議会倫理局について、下院共和党が2日夜の会合で独立性を弱める案を承認したことだ。

議会倫理局は、議員らによるいくつかの汚職発覚を受けて2008年に創設された。近年、外部からの指摘を調査する動きが拙速過ぎるとの批判が一部議員から出ていた。下院共和党は、議会倫理局を権限を弱めようと関連規則の修正案を策定し、開会日の3日に本会議で可決させようとした。

ワシントンに倫理改革をもたらすと公約していたトランプ氏は、この動きをツイートで批判。独立した倫理監視機関の権限を弱めようとするのは不公正だとし、「こんなことを本当に最優先で実行しなければならないのか」と疑問を呈した。

トランプ氏に先立ち、ライアン氏をはじめとする指導部を含め、共和党内からも反対する声や悪影響を懸念する声が上がり、結局、緊急会合で法案の上程を断念した。

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