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欧州市場サマリー(4日)

2017年1月5日

[ 4日 ロイター] - <為替> ドルが下落し、対円では117円台前半での取引。ドル指数は前日、薄商いのなか14年ぶりの水準に値上がりしており、ドルに対して高値警戒感が広がっているという。ユーロは域内消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなるなか堅調に推移。一方、メキシコペソは対ドルで過去最安値を更新した。

<ロンドン株式市場> 小幅続伸し、FT100種<.FTSE>は終値の過去最高値を更新した。前日につけた取引時間中の最高値に近い水準にある。住宅建設株が堅調だった。一方、衣料小売りのネクスト<NXT.L>が業績見通しを下方修正したことで、小売株全体が売られた。

ネクストは14.4%の急落。一時は2カ月ぶりの安値をつけた。現行の会計年度の利益予想を下げ、将来についても見通しを切り下げた。小売り業界に「異常な」レベルの不透明感があるとした。

住宅建設株は値上がりした。バラット・デベロップメンツ<BDEV.L>, やタイラー・ウィンペイ<TW.L>、パーシモン<PSN.L>は2.8%から4.1%上昇した。昨年11月の英国の住宅ローン承認件数が8カ月ぶりの高水準となり、英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う落ち込みから回復の兆しを見せたことが好感された。

<欧州株式市場> 小幅反落した。英国の小売り大手ネクスト<NXT.L>が収益予想の下方修正したことで小売り株に売り圧力がかかった。  ネクストは14.4%安。同業の英マークス・アンド・スペンサー<MKS.L>は6.1%安、プライマークの親会社のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ<ABF.L>は3.7%安だった。STOXX600種小売株指数<.SXRP>は1.36%下落で部門別で最も下落率が大きかった。  金融大手のクレディ・スイス<CSGN.S>は3.5%高。金融業に関するバークレイズの前向きなコメントが好感されて買われた。STOXX600種銀行株指数<.SX7P>は0.55%上昇で、部門別で上昇率が大きかった。  フランスの製薬会社イプセン<IPN.PA>は3%高と、終値の過去最高値を更新した。ナティクシスが投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げた。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが総じて小動きとなった。前日は12月のドイツ消費者物価指数(CPI)が予想以上に加速したことなどを受けて、利回りが跳ね上がったが、この日は市場がユーロ圏全体のCPI統計の中身を見極める中、横ばいから小幅上昇にとどまった。

この日の利回り上昇一服について、アナリストは前日の債券売りで市場は利回り上昇をすでに織り込んでいることに加え、コアインフレ率に変化がなかったことが要因と話している。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りはほぼ変わらずの0.28%。

アイルランドはこの日、同国初となる20年債を発行した。前日はこれを控え利回りが急上昇していたが、国債発行後の利回りは変わらず。

シンジケート団を通じ国債を発行するとのうわさが重しとなり、前日利回りが20ベーシスポイント(bp)大幅上昇していたポルトガル10年債<PT10YT=TWEB>は、前日の上昇分を1bp縮小し3.93%となった。

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