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仏極右ルペン氏、仏のユーロ離脱と欧州バスケット通貨復活を提案

2017年1月5日

[パリ 4日 ロイター] - フランスの極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首は4日、フランスはユーロ圏から離脱すべきとあらためて主張した上で、新たな自国通貨への移行にあたり、ユーロ導入前に存在した欧州通貨単位(ECU)と同様のバスケット通貨を復活させる可能性を示唆した。年頭の記者会見を終えた後、ロイターに明らかにした。

春に行われる大統領選への出馬を表明しているルペン氏は、自身が政権運営を担う場合、フランスの国家債務は新たな通貨建てとなると語った。

フランスは1999年の単一通貨ユーロ導入に伴い、自国通貨だったフランを廃止した。ユーロ導入までの20年間にわたり、欧州共同体(EC)および欧州連合(EU)加盟国の共通通貨として使われたECUは、加盟国通貨間の変動幅を抑えるための欧州為替相場メカニズム(ERM)とともに存在した。

ルペン氏は以前から、フランスは国家主権を回復するためにユーロ圏を離脱すべきと主張していたが、具体的な離脱方法についてこれまで語ることはなかった。

大統領選の第1回投票が4月に控える中、同氏はECUの枠組みに言及することで、ユーロ離脱について懸念している有権者を安心させようとした可能性がある。高齢者は特に、通貨制度の大幅変更による年金への影響を懸念している。

ルペン氏は「(ユーロ導入前に)ECUは各国の通貨とともに存在した」とし、「共通通貨との共存はフランスでの日常生活にいかなる影響も与えない」と語った。

世論調査では、ルペン氏は第1回投票から5月の決選投票に進むものの、保守派候補のフィヨン元首相に敗れるとの見通しが一貫して示されている。

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