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ドル116円半ば、ロングの巻き戻し受け全面安

2017年1月5日

[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の116円半ば。新規材料難のなか、朝方から短期筋によるドルロングの圧縮を中心にドル売りが広がり、対円のみならず対人民元や対ユーロなどでドル安が進んだ。

午前9時過ぎ、117円前半で推移していたドルは116.60円まで急落。その後、午前10時過ぎに116.30円、午後2時半過ぎに116.08円と、昨年12月30日以来の安値をつけた。午前の取引では、年末年始の休暇から戻ってきた輸入企業から大口の買いが観測されたものの、ドル売りの流れに飲み込まれた。

ドルは対ユーロでも軟調で、ユーロ/ドルは1.0481ドルから1.0563ドルまで上昇。対人民元では1ドル=6.8072元と約2カ月ぶりの安値まで下落した。

ドル売りの背景としては、来週のトランプ次期米大統領の会見をにらんだ、短期筋のポジション調整との見方が聞かれた。

トランプ次期米大統領は、3日に自身のツイッターで、11日にニューヨークで会見を行うと明らかにした。

この日は、9日の東京市場休場でドル/円の流動性が低下すると見込んだ短期筋が、トランプ会見に備えて「ドル/円のロングをトリミング(圧縮)する動きがみられる」(ファンド)と声や、海外時間のドル全面安を眺め、上値の重さが意識され、「短期筋がいったん利益を確定させておこうというスタンスで参入していた」(国内金融機関)との声が聞かれた。

米連邦準備理事会(FRB)が4日に公表した12月13、14日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、FOMCでは「一部の海外経済の脆弱(ぜいじゃく)性」や「FF金利が下限に接近している状況」に加えて、「ドル相場の一段の上昇の可能性」がダウンサイドリスクとして言及された。

他方、数人のメンバーは、ドル相場がさらに上昇すればインフレ抑制効果の継続が見込まれると述べている。

きょうは米国で12月ADP全米雇用報告、新規失業保険申請件数、12月ISM非製造業景気指数などの発表がある。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 116.47/49 1.0539/43 122.76/80

午前9時現在 117.12/14 1.0495/99 122.93/97

NY午後5時 117.24/29 1.0486/90 122.97/01

(為替マーケット・チーム)

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