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人民元対ドル基準値、1カ月ぶり元高水準 05年以来の切り上げ率

2017年1月6日

[上海 6日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は6日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8668元と、昨年12月6日以来の元高・ドル安水準に設定した。

前日の6.9307元に比べ0.9%の元高・ドル安水準で、上昇率は2005年の切り上げ後で最大。

中国は今週、人民元を下支えするため外為市場に介入したとみられ、トランプ米新政権の誕生前に人民元相場の安定を確保する思惑があるとの見方が広がっている。

6日の基準値が大幅な元高水準に設定されたことについて一部のトレーダーは、ドルの下落も反映していると指摘する。

オフショア人民元の対ドルスポットレートはここ2営業日、人民元の借り入れコスト急上昇を受けて大きく上昇した。オフショア人民元<CNH=D3>は0203GMT(日本時間午前11時03分)現在、1ドル=6.8265元を付けている。

香港での人民元借り入れコスト上昇に中国当局が関与したかどうかは明らかでないが、当局は過去に、オフショア人民元を下支えすることでオンショア人民元への売り圧力を和らげるため、そうした策を用いたことがある。

中国証券報は6日の論説文で、人民元の持続的な下落を人民銀行は容認しないと指摘し、人民元は目立って過大評価されているわけではなく、ドルの上昇には限界があるとの見方を示した。

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