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金融市場異論百出

ワシントン最高級ホテルに残る
150年以上続く日米関係の証

加藤 出 [東短リサーチ代表取締役社長]
2017年1月12日
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 ドナルド・トランプ氏の米大統領就任式が1月20日に米首都のワシントンで行われる。その就任式で新大統領は、国会議事堂からホワイトハウスまでペンシルベニア通りをパレードする。

157年前、米首都のワシントンの中でも最も格式が高いといわれるウィラード・インターコンチネンタル・ホテルに、日本の遣米使節団も宿泊した Photo by Izuru Kato

 途中にある、自身が所有するトランプ・インターナショナル・ホテルの前で、彼はきっと自慢げに手を振るのだろう。トランプ氏の不動産ビジネスと大統領職との利益相反問題も含めて、このホテルは当分の間、何かと注目を集めそうだ。

 おそらくテレビ中継に映ると思うが、そこからホワイトハウス方向に数ブロック進むと、ワシントンで最も格式が高いホテル、ウィラード・インターコンチネンタル・ホテルが見えてくる。

 1861年にここに泊まっていたエイブラハム・リンカーン第16代米大統領は、迎えに来たジェームズ・ブキャナン第15代米大統領の馬車に乗って、大統領就任式へ向かった。

 ユリシーズ・グラント第18代米大統領は、このホテルのロビーに頻繁にウィスキーを飲みに来た。ちなみに、彼に陳情を行おうと政治関係者がこのホテルのロビーに集まってきたことが、「ロビイスト」の語源になっている。

 このホテルの歴史を紹介する展示コーナーが1階にある。何げなく見ていたところ、そこに日本の侍の写真や絵が何枚も飾ってあるのに驚かされた。それらは、万延元(1860)年に日米修好通商条約の締結のためにやって来て、このホテルに宿泊した遣米使節団だった。

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