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米11月貿易赤字6.8%増、2カ月連続拡大 原油高で輸入1年ぶり高水準

2017年1月7日

[ワシントン 6日 ロイター] - 米商務省が6日発表した昨年11月の貿易収支の赤字額は前月比6.8%増の452億4000万ドルと2カ月連続で拡大した。市場は425億ドルの赤字を予想していた。

原油高を背景に輸入額が1年超ぶりの水準に増加した。貿易が第4・四半期の米国の国内総生産(GDP)を顕著に押し下げたことを示唆している

10月の赤字額は当初発表の426億0100万ドルから423億6000万ドルへと小幅に減額改定された。

インフレ調整後の11月の貿易赤字額は635億8200万ドルで、10月の603億1600万ドルから拡大した。

年率換算で前期比3.5%増だった第3・四半期のGDPに対し、貿易は押し上げ方向に0.85ポイント寄与した。エコノミストらは第4・四半期は、貿易が1ポイントを超える押し下げ要因になるとみている。

ただ、貿易が足かせになったとしても、第4・四半期のGDPは消費支出や堅調な住宅市場、天然ガスや原油の採掘増加による下支えが期待される。アトランタ連銀は最新の予測で第4・四半期のGDPを2.9%増と見込んでいる。

11月はモノとサービスを合わせた輸入が1.1%増の2310億7200万ドルと、2015年8月以来の高水準となった。増加の一部は原油の値上がりによるもので、インフレ調整後の石油の輸入額は12年11月以来の高い水準に膨らんだ。

産業用資材・原料の輸入も増え、15年7月以来の高水準となった。

中国からのモノの輸入は2.7%減った。

輸出は0.2%減の1858億3300万ドルだった。資本財の輸出が11年9月以来の額に減少したことが響いた。ドル高が続き、輸出は抑制された状態が続いている。

ただ、こうした中でも産業用資材・原料や、石油の輸出はともに15年7月以来の高水準を記録した。

政治的に問題になることが多い対中貿易赤字は2.0%減の305億0100万ドルだった。

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