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米シカゴ連銀総裁「今年3度の利上げも」、FRBタカ派傾斜の兆し

2017年1月7日

[シカゴ 6日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、経済指標が自身の想定より力強い内容となれば、米連邦準備理事会(FRB)は今年、3度の利上げを行う可能性があるとの認識を示した。

FRB内でハト派の代表とされるエバンズ氏が3度の利上げがあり得るとの認識を示したことで、FRBが今年、より速いペースでの利上げを視野に入れていることをあらためて浮き彫りにした。

エバンズ総裁は「2度の利上げは理にかなわない予想ではない。指標次第だが、上振れなら3度の利上げもあり得ない訳ではない」と述べた。

また他のFRB高官の多くと同様、トランプ次期政権下で見込まれる財政刺激策を経済見通しに反映させたことを明らかにした。米経済は今年、2─2.5%の成長を遂げ、インフレ率は来年までにFRBの目標とする2%の水準に戻ると自信を深めたと述べた。

ただ、生産性や労働が予想外に大幅改善しない限り、「成長加速は最終的に資源に多大な圧力をかけ、賃金増とインフレ高進を招く恐れがある」とし、FRBは利上げで対応せざるを得なくなるとした。

またこの日、エバンズ氏のほか、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁、米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁も一段と速いペースでの利上げを支持する立場を示した。

メスター総裁はフォックス・ビジネス・ネットワークに対し、「経済は一段の力強さをみせている」とし、今年3回以上の利上げが「おそらく」適切と指摘した。

ラッカー総裁もまた、米次期政権が打ち出す財政刺激策によって経済成長が加速すれば、市場で想定されているよりも速いペースでの利上げ必要となる可能性があるとの見解を示した。

市場は現在、今年2─3度の利上げを織り込んでいる。

*内容を追加して再送します。

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