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米FRB、緩やかだが一段と速い利上げ必要=ボストン連銀総裁

2017年1月10日

[ハートフォード(米コネチカット州) 9日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は9日、連邦準備理事会(FRB)は、2015年以降年1回にとどまっている利上げペースを加速させる必要があるとし、さもなければインフレ高進リスクを増大させるとの見解を示した。

ローゼングレン総裁は講演で「過去数年よりも速いペースでの金融政策の正常化が必要になると想定する」と語った。

現在4.7%の失業率は、長期的に持続可能な水準にあるとし、インフレ率も年内に目標の2%に回帰するとの見方を示した。その上で、失業率が一段と低下すれば、インフレ率は2%を超え、「経済の回復を損なう恐れがある」とした。

FRB当局者が今年、3度の利上げを見込んでいることについては、ローゼングレン総裁は「実質国内総生産(GDP)が潜在成長率を上回るペースで引き続き拡大すれば、妥当なように思える」とした。一方で、利上げ時期は経済指標や世界情勢、財政政策に左右されるとの認識を示した。

トランプ氏が大統領選に勝利して以降、米株価は値上がりしているが、ローゼングレン総裁は、株価が好調な時は個人消費も強まる傾向があり、FRBはこうしたことを見通しに織り込むとした。

現在の成長見通しを踏まえると、FRBは2004─2006年当時のように毎回の会合で利上げする必要はないとしたが、金融緩和策を解除する必要があると述べた。

 「個人的には、2017年末までに両方の目標を達成すると予想しており、緩やかながらも、より一定したペースでフェデラルファンド(FF)金利を引き上げることが正当化されると確信している」とした。

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