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自動車大手が新型ディーゼル車投入、VW不正のイメージ改善へ

2017年1月11日

[デトロイト 10日 ロイター] - 米ミシガン州デトロイトで今週開幕した北米国際自動車ショーでフォード・モーター<F.N>など大手メーカーは新型ディーゼル車を相次ぎ公開した。独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>のディーゼル車排ガス不正で広がった悪いイメージの払拭を目指している。

フォードは主力ピックアップトラック「F─150」のディーゼルエンジン搭載車を40年ぶりに投入すると発表。米ゼネラル・モーターズ(GM) <GM.N>は8日、小型スポーツ多目的車(SUV)「GMC・テレイン」のディーゼル車を販売すると明らかにした。

GMは昨年、シボレーブランドの「エクイノックス」と「クルーズ」のディーゼル車も投入すると発表している。

マツダ<7261.T>は昨年11月にSUV「CX―5」のディーゼル車を米国でことし発売する計画を明らかにしている。

各社がディーゼル車を推進する理由の一つは、ガソリン車よりも燃費が良く性能が優れているからで、米国の温室効果ガス排出規制を満たすのに役立てている。

独ダイムラー<DAIGn.DE>のディーター・ツェッチェ最高経営責任者(CEO)は同自動車ショーで「ディーゼルのメリットを見過ごすのは愚か」と強調。ディーゼル車の二酸化炭素(CO2)排出量がガソリン車を15─20%下回っていると指摘したうえで、気候変動に関する目標を達成するのにディーゼル車は「引き続き非常に有用」だとした。

米国ではVWが排ガス不正問題を受けて15年終盤にディーゼル車の販売を停止したため、16年のディーゼル車販売は30%近く減少。

VWブランドのトップ、 ヘルベルト・ディース氏は8日記者団に、米国でディーゼル車の販売を再開する考えはないと改めて表明した。

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>のセルジオ・マルキオーネCEOは、VW不正問題に直接言及することを避けながらも、規制絡みの問題でディーゼル技術は悪評を受けたと指摘。「ディーゼル車の有用性は疑う余地がないが、顧客が離れた」と嘆いた。

同氏はまた、欧州の新たなディーゼル車排出規制を満たすために5億ユーロ投資する計画を明らかにした。

*見出しを修正しました。

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