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前場の日経平均は反発、主力輸出株に買い戻し

2017年1月11日

[東京 11日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比69円42銭高の1万9370円86銭となり、4日ぶりに反発した。連日の続落で過熱感が後退し、円相場の弱含みを追い風に主力輸出関連株が買い戻された。指数の上げ幅は一時100円を超えた。TOPIXは3日ぶり反発。

10日の米国市場はまちまち、円相場も対ドルで前日とほぼ同水準と外部要因をきっかけとした買いが入りにくい中、日経平均は小幅高で寄り付いた。その後も底堅く推移していたが、為替が1ドル116円台とややドル高/円安方向に進むと、自動車・電気の大型外需株に買い戻しの動きが広がった。

週末にオプションSQ(特別清算指数)の算出が予定され、株価の乱高下も懸念されたが、「現在の株価水準とトランプ氏の会見待ちという状況を鑑みると、SQ絡みの大口売買も出にくいのではないか」(大手証券)との声が聞かれた。

トランプ次期米大統領の会見をニューヨーク時間の11日午前11時(日本時間12日午前1時)に控え、様子見ムードも漂った。市場では「インフラ投資と減税について、担当者や部署など具体的な事項に言及すれば円安・株高となるだろう。環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を控える、など保護貿易主義に対する懸念を払拭するような発言もプラスだが、あまり期待はできない」(大和住銀投信投資顧問・経済調査部部長の門司総一郎氏)との見方が出ていた。

東証1部騰落数は、値上がり1039銘柄に対し、値下がりが816銘柄、変わらずが147銘柄だった。

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