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ドル115円後半で小動き、トランプ氏会見待ちの様相強まる

2017年1月11日

[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べややドル高/円安の115.96/98円だった。トランプ米次期大統領の会見を控えて様子見ムードが強まり、方向感は出なかった。

午後に入って、トランプ氏の会見を待つ雰囲気がさらに強まった。前日のロンドン時間とニューヨーク時間も様子見地合いだったといい、日本時間の12日未明に予定される会見までは「動きの乏しい相場が続きそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

トランプ氏の会見については「質疑応答も含め、通商問題などで保護主義的な発言があればドル売り、逆にそうでなければドルが買い戻される余地がある」(外為アナリスト)という。

ただ、上昇したとしても、足元では原油安や米長期金利の頭打ち・低下傾向も材料視されており、ドル/円の上値余地は限られそうだという。

午後には黒田東彦日銀総裁が安倍晋三首相と会談することや、雨宮正佳日銀理事の「金融資本市場がポジティブな方向に変化、イールドカーブコントロールは大きな効果を発揮し始めている」などといった発言が伝わったが、いずれも相場の反応は限られた。

午前の取引も盛り上がりを欠いたもよう。実需筋の売買は低調だったほか、トランプ氏の会見を控えて短期筋のポジション調整も一巡したという。

新規材料に乏しい中、ドルは朝方の安値115.67円から116.24円まで上昇したが、一部の短期筋の動向を反映したものでトレンドとは関係のない動きだったとみられている。

年末から年初にかけてのユーロ/ドルやドル/円の急騰・急落で損失を被った海外ファンドが多く、足元では「ユーロショートや、ドル/円のロングでの損失を、動かしやすい英ポンドやメキシコペソで挽回しようとする動きがみられる」(国内ファンド)という。

ペソは昨年、対ドルで20%安、今年1月1日以降では5%超下げている。トランプ氏は先週、自動車大手に対し、米国向け自動車をメキシコで生産すれば高い税率を課すと警告。これを受けてペソの下げは加速した。

ドル/円<JPY=>   ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 115.96/98 1.0548/52 122.32/36

午前9時現在 115.86/88 1.0550/54 122.24/28

NY午後5時 115.76/78 1.0553/56 122.18/22

(為替マーケットチーム)

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