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株式市場透視眼鏡

弱気材料下で銘柄選別に有効
低PER&高ROE基準の投資

吉野貴晶
2011年3月9日
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 中東情勢など不透明要因があるが、景気や企業業績の回復が見込まれる状況では悲観的にならずに、株式投資には強気スタンスで臨みたい。

 筆者は経験的に、市場である程度、弱気材料がクローズアップされているときのほうが、銘柄選別を行いやすいと考えている。市場が一方的に強気に傾くと、株価が投資家の過度な期待で上昇してしまうからだ。こうした上昇し過ぎた銘柄を狙う投資は難しい。いつ期待が剥落するかのタイミングが計れないからだ。

 しかし、弱気材料もある状況では、過度な期待で上昇する銘柄も少なく、理論的な投資尺度で選んだ銘柄のパフォーマンスが期待できる。現在のような局面こそ、投資尺度を使った銘柄選別がより効果的なのである。

 今回は、利益をベースとした代表的な投資尺度のPER(株価収益率)&ROE(株主資本利益率)投資を提案する。PER&ROE投資は低PERでかつ、高ROEの銘柄に投資する手法だ。

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